WINTER 2018 SEASON VISUAL

VISUAL

ANNA SUI 2018 WINTER ディレクション

今シーズンのコレクションのコンセプトは「Beloved / 最愛」。アナ・スイが愛し信じてきたものがすべて込められています。
そして今シーズンのストーリーは、彼女自身の人生の物語なのです。
アナ・スイが幼少期からずっと夢にまで見ていたニューヨークのファッション業界。しかし彼女がファッションデザイナーを目指し移り住むころの現実世界のニューヨークは、夢に描いていたものとは全く違っていました。それに気付かされた彼女は、それをきっかけに自分らしさを追求することに専念するようになります。肌で感じたことや経験したことを、ニューヨークのダウンタウンカルチャーやアートなど自分が好んだものと融合させ、自分らしい新たなスタイルを築いていきました。
それこそがまさに、オリジナリティーに富んだ現在のアナ・スイの世界につながっていくのです。
今回はモデルにNatalie Westling(ナタリー・ウェストリング)を迎え、撮影が行われました。
常に自分らしくいることを大切にしているナタリーのもつ独特な世界観とアナ・スイのビジョン、その融合の瞬間をフォトグラファーLaurie Bartley(ローリー・バートリー)がビジュアルにまとめました。
アナ・スイの大好きな場所やニューヨークらしいロケーションで、アナ・スイの人生という旅路の中の数々のシーンを再現し、撮影が行われました。
<冬ビジュアル>
今シーズンはアナ・スイが愛したものすべてをまとめ、形にしたコレクション「Beloved / 最愛」です。
「私が思うグラマラスで幻想的な世界は、与えられるものでなく自分で築くもの... 自分らしい世界は、感性や経験から愛するものを探し出し、それらを自分のインスピレーションと組み合わせることでできていく」と語るアナ・スイ。彼女が私たちに体験させてくれる、オリジナリティーあふれる世界観に辿り着くまでの過程は、まるで洋服をデザインするかのように築いてきたもの、と説明しています。
今回のWINTER (冬)ビジュアルは、ニューヨークのダウンタウンに古くからある生地倉庫の中で撮影されました。80年近い歴史と共に山の様な生地が所狭しと置かれている倉庫で、自分らしい生地を探し求めて奮闘するデザイナーの情景を描きました。数え切れないほどの生地の中から自分の愛するオンリーワンを見つけ出し、そこに魂を吹き込んで形にしていく。それはまるで、ひとつひとつ組み合わせて完成させる人生のパズルのように、何かひとつが欠けても、自分らしさを表現することはできないものなのです。愛するもの、自分の信じるものに向かって悪戦苦闘することは、ため息がでるほど大変なこと。それでも好きなものを追求する姿は、とても清々しくそしてドリーミーな光景ではないでしょうか。

PLACE

[ Zarin Fabrics / ザリン・ファブリックス ]

1930年代からニューヨーク マンハッタン ダウンタウン、ローワーイーストサイド地域に店を構える生地屋『ザリン・ファブリックス / Zarin Fabrics』。アメリカの数々の苦難の時代を乗り越え未だ営業を続けているこのお店には、生産中止となったビンテージの生地から入手困難なユニークな素材の生地まで揃っており、世界中から集まる生地が倉庫のフロアー一面に所狭しと置かれている。ここは、ニューヨークから発信されるブロードウェイショーや映画製作などの業界人が、デザインのインスピレーションを求めて訪れ、掘り出し物の生地を探すことなどでも知られている。米国の権威ある格付け機関「アメリカン・ホスピタリティ・サイエンス・アカデミー / The American Academy of Hospitality Sciences」は、この店で取り扱う生地に対し、ファイブスターダイヤモンド賞 (5つ星) / Five Star Diamond Award “Best of the Best Fabric” を授与して讃えているほか、「ザガット・サーベイ / Zagat Survey」は素晴らしい掛け布や室内装飾布を扱うお店として高く評価している。

CREW LIST

ANNA SUI 2018 WINTER Crew List

Art Direction: Anna Sui
Photographer: Laurie Bartley
Female Model: Natalie Westling
Wardrobe Stylist: Bill Mullen
Hair: Jordan Sparkes
Make Up: Lisa Houghton
Manicure: Eri Handa
Prop Styling: James Lear

ARCHIVES

FALL 2018

秋ビジュアル

今シーズンのコレクションのコンセプトは「Beloved / 最愛」。アナ・スイが愛し信じてきたものがすべて込められています。そして今シーズンのストーリーは、彼女自身の人生の物語なのです。
アナ・スイが幼少期からずっと夢にまで見ていたニューヨークのファッション業界。しかし彼女がファッションデザイナーを目指し移り住むころの現実世界のニューヨークは、夢に描いていたものとは全く違っていました。それに気付かされた彼女は、それをきっかけに自分らしさを追求することに専念するようになります。肌で感じたことや経験したことを、ニューヨークのダウンタウンカルチャーやアートなど自分が好んだものと融合させ、自分らしい新たなスタイルを築いていきました。それこそがまさに、オリジナリティーに富んだ現在のアナ・スイの世界につながっていくのです。
<秋ビジュアル>
FALLのビジュアルは、アナ・スイが愛して止まない場所、ニューヨークのカフェ「Serendipity3 / セレンディピティ3」で撮影が行われました。インテリアにも遊び心があるこの場所のことを、「いつも楽しさを与えてくれる所」とアナ・スイは嬉しそうに話しています。アナ スイ SOHO ストアでも見かけるステンドグラス調のティファニー ランプが天井を埋め尽くし、数々のアメリカンポップカルチャーのヴィンテージな置物が、まるで美術館やアートギャラリーの様に店内所狭しと飾られています。今シーズンのコレクションのエッセイの中で「自分が肌で感じたことや経験したこと全てを取り入れて、新たなオリジナルのビジョンを築いていった」と語っているアナ・スイ。現在のアナ・スイらしいスタイルは、こうした場所からインスピレーションを受け、確立されていったのかもしれません。アーティストやミュージシャンの仲間と、時間があれば集ったというこのお店にアナ・スイは今でも時折訪れ、お気に入りの大きな時計の前の席に座り、時の流れを楽しんでいるとのこと。そんなアナ・スイの「LIVE YOUR DREAM」に向かって奮闘してきた数々の幻想的な思い出を今シーズンのビジュアルに重ね合せました。

SPRING & SUMMER 2018

春ビジュアル

夏ビジュアル

今シーズンのコレクションは「BE-IN」(ビーイン)。
1967年に米国・カルフォルニア州サンフランシスコで行われた、カウンターカルチャーの象徴とも言われる野外イベント「Human BE-IN」に由来しています。既存の生き方に反発し、ヒューマン・ビーイン的(人間らしい/自分らしい)価値観を求めることから生まれた対抗文化/カウンターカルチャー、そして自分らしい生き方を求める思想をもつ仲間が集い、コミューンがつくられ、新たな文化やファッションが生まれたと言われています。
夢を追求し、冒険しながら自ら人生を切り開いていく、そんなクールかつエネルギッシュなパワーで自分探しの旅をする2人、今シーズンは彼らの旅の一瞬をフォトグラファーLaurie Bartley(ローリー・バートリー)に切り撮ってもらいました。砂漠は果てしなく続く人生という道のりを象徴し、手作りの装飾はハンドメイドカルチャー(手作りされた文化)を表現しています。ニューヨーク州ブルックリンのウィリアムズバーグ地区で行われた今回の撮影。文化の発信地として常に若者が注目しているこの地で、ミステリアスでありながらも夢を感じさせるエキゾチックなアナ スイ・ワールドが再現されています。
<春ビジュアル>
SPRINGのビジュアルでは、自分達らしさを求めて旅する2人のモーメントを描いています。<アナ スイ>の今季のインスピレーションに登場する、米国・カルフォルニア州サンフランシスコのデ・ヤング美術館で開催されている アート、ファッション、ロックの展覧会“The Summer of Love Experience”では、明るく美しく、そしてゆっくりと流れる不思議な時間を楽しみ、新しい価値観を築いた60~70年代のヒッピーカルチャーが紹介されています。コズミック(宇宙)、ラブ(愛)、そしてフラワー(お花)、それぞれが思い思いに描いた絵でデコレーションされた車とともに、自分たちが好きなものだけを乗せて旅する2人。彼らにとって旅と冒険とは、夢の続きであり、ドリーミーな時間に心を委ねる瞬間の連続。その居心地のよい時間だからこそ、新しい世界、新しい価値観が生み出されるのではないでしょうか。「LIVE YOUR DREAM」とは、自分らしい世界を築き続ける、そんな人生という旅へのエールなのかもしれません。
<夏ビジュアル>
SUMMERのビジュアルは、SPRINGのビジュアル「自分達らしさを求めて旅するフラワーチャイルドの2人のストーリー」の続きとなります。ランウェイのオープニングで流れた、サイケデリックロックバンドBlue Cheerの「Peace Of Mind」のゆったりした曲に身を任せながら、2人が感じるままにデコレーションした車とともにハッピーなひと時を楽しむ情景を、フォトグラファーLaurie Bartley(ローリー・バートリー)が切り撮っています。今季のアナスイのインスピレーション源となった、ニューヨークにある美術館“Museum of Arts and Design, MAD/ミュージアム・オブ・アーツ・アンド・デザイン”での展覧会『Counter-Couture: Handmade Fashion in an American Counterculture / カウンター・クチュール:アメリカのカウンターカルチャーにおけるハンドメイドファッション』の様に、アナ・スイはビジュアルでシーズンコンセプトを伝えるために、細部までハンドメイドにこだわりました。女性モデルの脚の装飾はハンドペイントされ、男性モデルがつけているヘッドドレスのフラワーリーフは撮影前夜に新鮮な花々を手編みして作られています。これらのビジュアルのディテールからも、アナ・スイの今シーズンへの強い思いが伝わってきます。

AUTUMN & WINTER 2017

秋ビジュアル

冬ビジュアル

今シーズンのコンセプトは「BLITHE SPIRIT(ブライス・スピリット)」です。
アナ・スイが影響を受けたファッションデザイナーの一人「エルザ・スキャパレッリ」が友人たちと過ごした華やかでクリエイティブな世界、そして第一次世界大戦終結から第二次世界大戦前までの約20年の間に生まれ、パリの社交場で繰り広げられた輝かしい世界「カフェ・ソサエティ」のエレガントなモーメント、これらのエキゾチックで魅惑的な過去への幻想、ロマンチックな未来への期待を、今シーズンのビジュアルに描きました。
今回も前回に引き続き、ニューヨークを拠点に活動するフォトグラファー/映像作家のKT Auleta(ケイティ・アウレタ)によって撮影が行われ、モデルには今シーズンのランウェイにも登場し、ミレニアル世代でネクスト・イット・モデルとしていま話題のMariana Zaragoza(マリアナ・サラゴサ)が、この撮影のためにメキシコから駆け付けました。撮影が行われたニューヨーク郊外の州立公園内に保存されているこの邸宅は、アナ・スイ自身が実際に部屋のインテリアの参考にしているというインテリアデザイナー「エルシー・ドゥ・ウルフ」が、その生前にインテリアデザインを手がけた場所。今シーズンのビジュアルには、これらのアナ・スイが感銘を受けた世界、心踊ったさまざまなかけらが詰め込まれています。
<秋ビジュアル>
アナ・スイが影響を受けたファッションデザイナーの一人であるエルザ・スキャパレッリは、そのクリエイティブな友人たちとともに新しい流行を作ったと言われています。彼女たちは互いの家に集いながら各々の華やかな世界を共有し、そうすることで時代を共に切り開いて行ったのです。そんなドリーミーな時代をイメージし、エルシー・ドゥ・ウルフが手掛けたインテリアを背景に、今シーズンのワンシーンを切り取りました。エレガントでロマンチックな未来へ期待を込め、仲間同士で互いの世界観を共有し新時代の定義を築き上げていく、それは今の時代にこそ共通するスピリッツの一つなのではないでしょうか。
<冬ビジュアル>
アナ・スイが自身の家のリフォームを行っている時に、その多くのヒントをもらったとされる「エルシー・ドゥ・ウルフ」のインテリアデザイン。煌びやかな造形に、アート絵画でもみられるトロンプ・ルイユ技法(騙し絵)を用い、そこにシノアズリのエッセンスを加えたインテリアには、グラマラスかつラグジュリアスな世界観に遊び心も感じられ、当時の人々はその華やかな魅力に心を動かされたといいます。秋冬のシーズンテーマは「BLITHE SPIRIT(陽気な幽霊)」。1945年ノエル・カワード原作の、エレガントでチャーミングな幽霊の主人公が登場するホラーコメディ映画です。今回の冬ビジュアルは、その陽気な主人公と、イラストレーターのクリスチャン・ベラールの描いたパリの華やかな雰囲気、そしてウルフの舞踏会で実際に撮影されていたポートレートをイメージし、ウルフが手掛けたインテリアの中でモーメントを撮影しました。洗練された美を求めてウルフの舞踏会に集まった当時の人々のその華やかな雰囲気や世界観、それらに対する憧れと心躍る気持ちは、時間を超えて現代の私たちも抱き続ける思いなのかもしれません。

SPRING & SUMMER 2017

春ビジュアル

夏ビジュアル

今シーズンのコンセプトは、「Miss American Pie(ミス アメリカン パイ)」です。
アナ・スイは アメリカのポップカルチャーをこよなく愛し、そしてその文化に常に魅了されてきました。今シーズンは、アナ・スイが訪れた、ニューヨークにあるアメリカン・フォーク・アート・ミュージアムやニューヨーク・ヒストリカル・ソサイエティー・ミュージアム・アンド・ライブラリーで、感銘を受けた数々のアメリカン・フォーク・アートを元に、時代が育てたハンドメイドで華やかなアメリカン ポップカルチャーに注目しました。アナ・スイが影響を受けたものすべてをギュギュっと詰め込んだ、まるで「アメリカのパイ」のように、スイートで甘酸っぱい思い出のストーリーが今シーズンは描かれています。
今回はフォトグラファーに、ニューヨークを拠点に活動するKT Auleta(ケイティ・アウレタ)を迎え、1922年に作られたメリーゴーランド「JANE’S CAROUSEL」にて撮影が行われました。アメリカと90年近い歳月を共に過ごした木製のメリーゴーランドは、アメリカン・フォーク・アートでもあり、華やかで楽しいアメリカンポップカルチャーの象徴でもあります。このメリーゴーランドと共にその時代のアメリカに回帰し、夢見心地な世界観や、物思いに耽るストーリーを描き、またランウェイショーのイメージになった、エレクトリカルパレード的なポップで華やかなアメリカも表現しました。ランウェイにも登場したMadison Stubbington(マディソン・スタビントン)をモデルに迎え、メリーゴーランドがゆっくりと回転するドリーミーで楽しい雰囲気の中で撮影が行われました。
<春ビジュアル>
微笑みを浮かべつつも凛と佇む白馬に寄り添い、夢見心地に廻るメリーゴーランドに夢を膨らませながら、時の流れに心を委ね、ゆっくりと流れる時間を楽しむアナ スイガールを描きました。
また、縦のビジュアルでは、ドリーミーなアナ スイの世界と対比して、黒髪がなびくスマートな馬に飛び乗り、「Live Your Dream - 自分の夢を生きる」アナ スイガールが、物思いに耽るストーリーを表現しました。
<夏ビジュアル>
日が暮れ、ゆっくりと時間が流れる夏のひと時。緩やかに回転するメリーゴーランドから流れるパイプオルガンの音色。その合間からかすかに聞こえる声に呼び止められ、メリーゴーランドの風と共に、まるでタイムスリップしたかのようにふと夏の楽しい思い出を振り返るアナ スイガール。今シーズンのアナ スイのコンセプトには、アメリカの古き良き思い出がいっぱい詰まっています。登場するモデル、Madison Stubbington(マディソン・スタビントン)が着るドレスのプリントは、60年代にスーベニア(お土産)としてアメリカの観光地で売られていたビンテージプリントをモチーフにデザインされています。懐かしい過去の思い出に浸り、そして訪れる夏に思いをはせる。過去は私たちに未来への希望を与えてくれるものなのかもしれません。

FALL & WINTER 2016

秋ビジュアル

冬ビジュアル

今シーズンのコンセプトは、「ポップサイデリック(POP-Sydelic)」です。
1960年代のポップアーティストのPeter Blake(ピーター・ブレイク)、Niki de Saint Phalle(ニキ・ド・サンファレ)、Tadanori Yokoo(横尾忠則)、Richard Lindner(リチャード・リンドナー)の作品やそのサイケデリックな色使いからインスパイアされました。
今回はフォトグラファーに、パリを拠点とするフォトグラファーデュオ、Sofia Sanchez and Mauro Mongiello(ソフィア・サンチェス&マウロ・モンジェロ)を迎え、ニューヨークのスタジオにてアナ スイのポップサイデリックな世界観を再現しました。
またランウェイも歩いた新星モデルのWillow Hand(ウィロー・ハンド)が登場し、エナジェティックで楽しい雰囲気の中で撮影が行われました。
<秋ビジュアル>
秋ビジュアルのインスピレーションは、アナ・スイが感銘したロンドンのPACEギャラリーで開催されたRobert Fraser(ロバート・フレイザー)の回顧展です。
今回のインスピレーションの1人としているアーティストのPeter Blakeを話題にさせ、1960年代のアート業界に革命を起こしたアートディーラーのロバート・フレイザーのオフィスからインスパイアされ、アナ スイアートコレクターズオフィスのシーンを作りました。
アートピースには、今シーズンのランウェイにも登場したハンドペイントされたバッグなど、夢のあるアイテムのほか、過去のランウェイで実際に使われたランウェイ用プロップやアナ・スイが集めているドーリーヘッド、そして現在も実際に仕事で使っている机など、アナ・スイ自身が個人的に思い入れのあるプロップが今回の撮影のために集められ、アートに囲まれながら仕事をするアナ スイガールの気持ちを表現しました。
<冬ビジュアル>
冬ビジュアルは、シーズンのインスピレーションであるアーティストの作品を元に、アートオブジェが創られ、アナ スイアートギャラリーの空間を演出しました。
キューブ状のポップなオブジェに描かれた鮮やかでサイケデリックなジュエル色彩のハート、星、そして虹は、今シーズンのランウェイルックのプリントのデザインにも登場します。
アナ・スイがこよなく愛し、またインスピレーションの一部としても取り入れている「アート」を、ギャラリーの空間で楽しむポップなアナ スイガールを表現しました。

SPRING & SUMMER 2016

春ビジュアル

夏Ⅰビジュアル

夏Ⅱビジュアル

シーズンのコンセプトは、「ポリネシアン(Polynesian)」です。
アナ・スイ自身がタヒチを訪れて味わった自然が作り出すカラーパレットやトロピカルな植物、タヒチ文化を背景に描かれたフランスの画家ポール・ゴーギャンの絵や小説「バウンティ号の叛乱」、南の楽園タヒチの自然の美しさに感銘して描かれたアンリ・マティスの絵、そしてアメリカに40年代50年代に強く影響を与えたポリネシア文化の「sarong 映画」や「TIKIラウンジ」など、さまざまなインスピレーションを取り入れています。
フォトグラファーには、世界的に活躍されているレスリー・キー氏を迎え、1908年に作られたホテル「THE JANE (HOTEL)」にて撮影が行われました。
また、アナ スイブランド日本上陸20周年を迎え、日本のアーティストとのコラボレーションとして、20歳の女性からフレッシュな魅力の中にしっかりとした芯を持つ乃木坂46の生駒里奈氏に登場して頂きました。
<春ビジュアル>
ニューヨークのアート業界やファッションプライベートパーティーの会場として使用されることが多い「THE JANE (HOTEL)」で、今回のインスピレーションの1つとなっているBIBAにインスパイアされた部屋のシーン再現。
ヴィンテージ家具とフリンジ付きのランプに交え、タヒチのエギゾチックな世界を主体としたsarong 映画のシーンにも映し出されている色取り取りの南国の植物で部屋全体を華やかに演出しました。
<夏Ⅰビジュアル>
かつては港町としても有名であったニューヨーク。
タイタニックの船員も滞在していたとされる「THE JANE (HOTEL)」のロビーの中心にある大きな暖炉。冬場は火が灯り、世界中から集まるお客さまの心までも暖めてきた暖炉は、夏場はしっとりと冷えきっています。今回その可憐な暖炉をアンリ・マティスもが感銘した燃えるような色取り取りの南国の花々で明るく灯しました。生駒里奈氏が花々に囲まれたこの不思議な世界に迷い込み、20歳として新しい門出を迎え、新たなジャーニーへと旅立つ思いを表現しました。
<夏Ⅱビジュアル>
タヒチにバケーションに来た、その感覚をモデルとして世界的に活躍されているKOuKA氏に表現してもらいました。今年20歳を迎えるKOuKA氏は、活動の拠点を日本からニューヨークに移され、人生の新たなステップを踏まれました。
日本上陸20周年を迎えたアナ スイブランドも同様、ブランドとして新たなステージを迎えます。

FALL & WINTER 2015

秋ビジュアル

冬ビジュアル

シーズンのコンセプトは、「ノルディック(Nordic)」です。
ミッドセンチュリー時代に大きな影響を与えた北欧のテキスタイルデザインと北欧の民族であるバイキング(THE VIKING)にインスパイアされています。
今回フォトグラファーには、パリを拠点とするデュオフォトグラファー Sofia Sanchez and Mauro Mongiello を迎え、NYセントラルパーク内に保存されている19世紀にスウェーデンから持ってこられ、現在では操り人形劇場として使われている歴史的建造物の「スウェーディッシュ・コテージ・マリオネット・シアター」にて撮影を行いました。
また、前回に続き、アナ スイブランドと日本のアーティストとのコラボレーションとして、今シーズンは乃木坂46のメンバーである齋藤飛鳥氏、斉藤優里氏、北野日奈子氏を起用し、普段とは違う一面が見えるハイファッション的な演出となりました。
<秋ビジュアル>
アナ・スイがデザインする洋服同様、コテージのスウェーデンらしいディテイル部分に注目し、モデルを北欧神話に登場する妖精に例え、木枯らしの中でたたずむ妖精3人がコテージと一体化するようなイメージで撮影しました。
<冬ビジュアル>
寒々しい木々に囲まれ、北欧の自然を崇拝して力強く生きる女性を表現。
北欧の神秘的な世界で温かく佇む夢見る3人の表情にはリラックスと緊張感が入り交じり、色鮮やかなアナ スイプリントが更に存在感を引き立てるビジュアルとなりました。

SPRING & SUMMER 2015

春ビジュアル

夏ビジュアル

シーズンのコンセプトは、「コズミック ロックスター」です。
デザイナーのアナ・スイが影響を受けた60~70年代の数々のロンドンのグラフィックやポスターの色彩を基調に、インディゴを纏うサイケデリックロックバンドのイメージとコズミック(宇宙的)な世界を融合させたアナ スイワールド。
アナ・スイのインスピレーションにも登場するサイケデリックロックの神様、ジミ・ヘンドリックスが、自分の夢を託して1970年に作ったレコーディングスタジオ「エレクトリック・レディ・スタジオ」にて撮影を行い、フォトグラファーには、Emma Summertonを迎え、色彩豊かなビジュアルとなりました。
また、アナ スイブランドと日本のアーティストとのコラボレーションとしてダンサーの大貫勇輔を起用し、アナ スイブランド広告初のメンズモデルの登場となりました。
<春ビジュアル>
「エレクトリック・レディ・スタジオ」のアイコンとして知られる宇宙的なペインティングの壁を背景に、アナ・スイが好むフリンジ付きのランプ、コズミックな小物や数々のヴィンテージ楽器などを用い、臨場感のある空間でエッジのあるロック調な撮影となりました。
<夏ビジュアル>
春ビジュアルとは異なった色彩のトーンで、「夏の温かい太陽の光の木漏れ日の中でくつろぐロックスターな2人」をイメージし、ワードローブの黄色のプリントをベースとして、ソファーの柄やレコード棚のラインにつながるデザインを考え60~70年代のヴィンテージのフィルム調な雰囲気を演出しました。